とんかつの揚げ時間や油の温度って、イマイチわからなくて悩みませんか?タイミングが掴めず、脂っこくなったりサクサクにならなかったり、肉がパサパサになったり。
先日「ヒルナンデス」で、そんな悩みを解決すべく、トンカツがサクサクで美味しく揚がる揚げ時間と油の温度、そして、全工程たった15分という時短でとんかつを揚げる簡単な作り方を紹介していました。
これがとっても便利で使えそうなレシピだったので、記事にメモとして残すことにしました。
この記事では、衣付けを簡単な方法で時短する方法、洗い物を減らして劇的に料理が楽になる方法などまとめていますので、ぜひ活用してくださいね♪
とんかつの揚げ時間と油の温度はコレ!
とんかつを揚げる時は
「肉の厚み」と「油の温度」と「揚げる時間」を毎回きっちり決めておくことで時短につながります。
肉の厚みは
厚さ「1.5センチ」の豚肉
を選びます。
そして、とんかつを揚げる時の油の温度ですが、
揚げる直前にパン粉を付けて
170℃
で揚げます。そして、揚げ時間は
表を2分。裏返して1分15秒
で揚げます。
これを数字どおりにきっちり時間と温度を測ることで、毎回悩まずに済みますし、揚げ時間を余熱を計算して短時間で揚げることによって、揚げすぎを防ぐことができます。
揚げすぎると肉汁が外に流れ出てしまい、お肉がパサパサになってしまいます。
と。そうは言っても、
●170℃の温度って何を目安にしたらいいの?
●そもそも温度計がないからわからない。
●油の温度は感覚で、泡の雰囲気を見ながら揚げている。
という方もいるかと思います。
もちろん、感覚で揚げられるのならまったく問題はないですが、もし迷ったり自信がないうちは、「道具」に頼るのが一番です。
「道具」を使ったほうが、結果、「時短」になります。
まず、油の温度は「温度計」で測ります。
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そして、時間は「キッチンタイマー」で測ります。
私は以前スマホのタイマーを使ってましたが、いざという時にいちいちアプリ開いてセットして…と時間がかかるのでキッチンタイマーを買いました。
早く買っておけば良かった!!と後悔するくらいやっぱりキッチンタイマーは必須♪
このタニタのキッチンタイマー操作が楽だし見た目も可愛いし使いやすいですよ^^
↓
とんかつの豚肉を簡単に仕込む方法
とんかつを作る時、通常だと豚ロースは、まな板の上で包丁を使って筋(すじ)を切ったりお肉をたたいたり下味を付けたりしますよね。
この工程をすべて時短ワザで仕込んでいきます。
まず豚肉は、まな板の上で作業せずに、スーパーで買った時のパックの上に置いたまま作業をしていきます。
こんな状態ですね。
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上の画像は豚肉が1枚だけですが、複数枚入っていても同じです。パックの上で作業します。
このパックにお肉を乗せたまま、まず豚肉の筋(スジ)を切っていきます。この筋(スジ)を切ることで、お肉が縮んで反り返ることを防いでくれます。
通常だと包丁を使いますが、時短ワザでは、「ハサミ」を使って切っていきます。
実は包丁よりハサミの方が筋(スジ)は切りやすいんです^^
キッチンバサミがない方はぜひ用意しておいてください。キッチンバサミがあると、お肉もお魚もバッサバサはさみでカットできるので包丁よりめっちゃ楽ですよ♪
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①豚肉の筋(スジ)を切る
それでは、豚肉の筋(スジ)の切り方ですが、
豚肉の筋(スジ)は、脂身と赤身のちょうど境目の部分にあります。
その部分に、以下のようにキッチンバサミで大体「3センチ間隔」で切り込みを入れていきます。
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② 豚肉に塩・こしょうをする。
筋(スジ)を切ったら豚肉の表裏に塩・こしょうを降ります。
そして、通常だと豚肉を柔らかくするために包丁の柄とかで豚肉をたたきますよね?
この工程を省いてしまいます。
大丈夫です^^
フフフ
時短ワザですから。
とんかつの衣付けを手抜きして洗い物を劇的に減らす方法
一般的なとんかつのレシピだと、
「小麦粉 ➡︎ 溶き卵 ➡︎ パン粉」
というふうにそれぞれバットに用意して衣を付けていきますよね?
これだと洗い物がたくさん出て片付けが大変だし洗うのも面倒です。
そこで!
手抜き時短ワザではこの面倒な作業を省きます♪
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衣付けの時短ワザ
① まず、「ポリ袋」を用意して、ポリ袋の中に「卵」と「水」を入れます。
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② ①を「ポリ袋」の上から手で揉んで混ぜます。
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③ ②のポリ袋に「小麦粉」を入れてダマがなくなるまでさらに揉み込みます。
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④ ③のポリ袋にお肉を入れます。
※豚肉は3枚くらいまとめて入れても大丈夫です。
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⑤ ポリ袋に入れたまま豚肉をよく揉み込みます。
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⑥ ここで豚肉のパックが空になったので、パックを綺麗に拭いてパックに「パン粉」を入れます。
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⑦ ⑥の「パン粉」の上に⑤の豚肉を置いて、豚肉をひっくり返しながらパン粉を両面にまぶしていきます。
⑥の、豚肉をよく揉み込むことで、お肉をたたく作業を省くことができます。豚肉はよく揉むだけでも十分やわらかくなるそうです。
そして、上のレシピのように「卵」と「水」と「小麦粉」を混ぜた液体を
「バッター液」と言います。
分量と作り方は、以下にまとめてありますので見てくださいね♪
レシピまとめ
材料(3人分)
■ 豚ロース(厚さ約1.5cm) 3枚
■ 揚げ油
■ パン粉
■ 塩、こしょう
【バッター液】
■ 卵 1個
■ 水 大さじ2
■ 小麦粉 大さじ4
作り方(3人分)
① 豚肉はパックに入れたまま豚肉の筋(すじ)にハサミで切り込みを入れる。(3cm間隔ごと)
② 豚肉の裏と表に塩・こしょう(適量)をする。
③ ポリ袋に「卵」と「水」を入れて手で揉んで混ぜたあと、小麦粉を入れてダマがなくなるまでさらに揉む。
④ ③の「バッター液」が入ったポリ袋に豚肉を3枚まとめて入れる。
⑤ ④の豚肉をポリ袋の上から手でよく揉み込む。⬅︎重要
⑥ 空になったパックにパン粉を敷き詰める。
⑦ パン粉の上に豚肉を置く。
⑧ 豚肉を裏返してパン粉を両面にまんべんなく付けていく。
⑨ 油を170℃になるまで加熱する。(※温度計で測る)
⑩ 温度計が170℃になったら豚肉を入れて➡︎タイマーを2分にセットする。
⑪ タイマーが2分経過したら豚肉をひっくり返す。➡︎タイマーを1分15秒にセットする。
⑫ 1分15秒経過したら豚肉を油から取り出す。
⑬ 包丁でカットして盛り付けて出来上がり!
■ ポリ袋に入れて豚肉はよく揉み込みます。(※この揉み込む作業が肉をたたく代わりになります。)
■ パン粉は揚げる直前に付けます。
■ 揚げる時は一枚ずつ揚げることで失敗しにくくなります。
おわりに
とんかつを揚げる時に、一度に何枚も揚げると油の温度が急激に下がってしまうので、この場合は油の量や火加減を調節したりと高度なテクニックが必要です。
慣れてくるとコツをつかめてきますが、慣れないうちは温度を測りながらの調理だと結構あたふたしてしまうので、面倒ですけど最初のうちは一枚ずつ集中して揚げた方が失敗しにくいですよ!
ぜひ!試してみてくださいね♪
最後までお読みいただきありがとうございました!
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